ビタミンB12

葉酸過敏症とは

栄養成分は、普段私たちの身体を作ってくれ、生かしてくれる大切なものですが、どんな栄養素でも過剰に摂取すると副作用や過敏症を起こす可能性があります。
妊娠中や貧血予防に必要な「葉酸」ですが摂りすぎると身体に害を及ぼします。

葉酸は、胎児の細胞生成を促し発育させるのに必要不可欠な栄養素で、不足すると、死産や流産の恐れのある「無脳症」や奇形児に生まれてくる「二分脊椎症」になる恐れがあります。国や医療機関が推奨する栄養素なので、赤ちゃんのためにせっせと摂取している妊婦さんもいますが、摂りすぎてはいけません。
20代の女性で900μg、30代の女性で1000μgが上限です。
これはあくまで上限で、通常は非妊時で200μg、妊娠中で400μgです。
しかし、これだけの量を摂るには、相当な量の緑黄色野菜を食べなくてはなりません。
さらに水溶性ビタミンの葉酸の半分は、摂取しても尿で排出され失われてしまうのでよほどのことが無い限り過剰摂取にはならないと言われています。
しかし、葉酸が多く含まれるレバーやほうれん草を過剰に摂って、なおかつサプリメントを摂取した場合には気を付けなくてはなりません。

また、海外製のサプリメントを購入した際は、含有量をしっかりチェックして服用して下さい。
日本製で作られているものとは違い、含有量が多い場合があり、一粒飲んだだけでも一日の適正量を超える場合があります。
そして、飲み忘れたからと言って一日の摂取量を超える飲み方をしては危険です。

過剰摂取した場合には、蕁麻疹、かゆみ、吐き気、食欲不振、不眠症、むくみ、呼吸障害を引き起こします。
過敏症を引き起こすと、お母さんだけでなく赤ちゃんにも影響を及ぼしてしまうので注意が必要です。

栄養素は適正量を続けて摂取することがベストな方法です。
葉酸を過剰摂取して過敏症にならないように、一日の摂取量を守りましょう。
そうすれば葉酸は母子の健康を促進し、いろいろなリスクから守ってくれる大きな味方になってくれるでしょう。