ビタミンB12

妊婦には葉酸が必須

ドラックストアの赤ちゃん・お母さんコーナーに行くと必ず見かけるのが「葉酸」のサプリメントです。
ネットなどでも、葉酸=妊娠となっています。
ビタミン類の一種ですが、なぜお母さんに必要な栄養素なのでしょうか?

妊娠中は、普段の身体と大きく状態が違います。
食べ物、飲み物も制限され、とても体に気を使わなくてはいけない時期なのです。
そんな時期に、必要とする栄養素は、ビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質です。
普段の食事で摂れるものもありますが、妊娠中となると胎児のために栄養素を倍消費します。
特に葉酸は胎児の細胞分裂を促すために消費され、普段の食事だけでは補いきれないのです。

妊娠初期に葉酸が不足すると、「神経管閉鎖障害」のリスクが大きくなります。
「神経管閉鎖障害」とは、先天異常の一つで、脳や脊髄が正常に形成されなくなってしまう障害です。
すると、脳の発育不全「無脳症」や脊髄が損傷して癒着を起こす「二分脊椎症」になる恐れがあるのです。
これらを発症すると身体が変形し、下肢などに麻痺が見られ、神経障害、運動機能障害など様々な障害を背負って生きていかなくてはなりません。
さらに、無脳症になると生きて産まれてくる率が非常に低くなり、約75%が死産になります。

葉酸は、妊婦の場合一日に400μgと普段の倍近く摂らなくてはなりません。
ホウレンソウやブロッコリー納豆に多く含まれますが、ほうれん草であれば約7束、ブロッコリーだと約8房、納豆だと約7パックと普段の食事では食べきれない量を摂取しなくてまなりません。

さらに水溶性ビタミンのため熱に弱く、調理すると栄養素が半分以上失われてしまいます。
ですので、確実に栄養を摂るならサプリメントを利用するとよいでしょう。

自分の健康維持にも、お腹の胎児のためにも、葉酸は積極的に摂りたい栄養素の一つです。
また、精神をリラックスさせる効果があるので、妊娠中の大変な時期を乗り越えるのに必要です。
葉酸をしっかり摂取し、元気な赤ちゃんを育てていってください!